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田無いづみ幼稚園の日々のできごと。

園長マサカズBlog

→masakazu blog← 290510【日本人が代々教わってきたこと。】

年長組、年中組の春の遠足も
無事に素晴らしいお天気の中、
無事に終わりました☆

ゴールデンウィーク明けの

お忙しい週初め、

朝から美味しいお弁当の
用意をしてくださり

本当にありがとうございました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

春の遠足、
ラストを飾る年少組さんも
どうぞよろしくお願い致します☆

楽しい最幸な時間を

みんなで過ごしましょうね!

日本人が代々教わってきたこと」のお話です。

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日本の父母は、つい最近まで三つのことを教えた。

・お天道様が見ている。

・ご先祖様に恥ずかしいことをするな。

・故郷に錦を飾りなさい。

お天道様も、ご先祖様、故郷も、もちろん見ているはずもない。

難しい言葉で言えば、形而上的存在である。

誰が見ていなくとも、正しく行動する。

その大切さを父母は子供たちに伝えた。

そして正しく信頼を積む行動をしていれば、お天道様、先祖、そして故郷が応援してくれる、との意味もあったに違いない。

日本人は、日頃の振る舞いが天気すら左右すると考えた。

いや今でも、心の奥底にそんな思いを抱いているのではないだろうか?

「みなさんの日頃の行いが良いのでしょう。お天気になりましたね!」

小学校の遠足の時、そんな言葉をバスガイドから言われた記憶がある。

「お前の日頃の行いが悪いから、せっかくのゴルフなのに雨だぜ」気象と日頃の行いの間には、何の因果関係も科学的にはないことが分かっているにもかかわらず、そんな軽口を叩くこともあるだろう。

しかし、私たちは、日常の立居振る舞いが小さな幸運をもたらすと、どこかで確信めいた何かを持っているのではないだろうか。

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なぜ世界は日本化するのか

佐藤 芳直 著

育鵬社

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【「騙されるな」と教えた外国人、「騙すな」と教えた日本人】と同書にありました。

先祖代々続いてきた家名に傷をつけ、集落の人々の信用を失うことは、最も恐ろしい事と教えられてきたのです。

信用は、一刻の利よりも大切だと。

誰も見ていない時、独りでいるときの振る舞いこそ、そのひとの品性を表します。

監視されていないと出来ない?

褒めてくれる人がいないと出来ない?

独りだとサボる?

それでは幼児性からの脱却がなされていない子供と一緒です。

知り合いの社長の家に、乞食の方が「お金か食べるものをください」と来たそうです。

その社長は、「わかりました。では庭の草むしりをしてくれたら差し上げます」と言ったそうです。

しばらくして庭をのぞいてみると、その乞食の方は庭でボーっと座っていただけで、ほとんど草はとられていなかったのだとか。

飲み物だけ差し上げて帰ってもらったそうです。

仕事でも勉強でもスポーツの世界でも、楽をする多くの人が勘違いをしているのが、「ずる賢く立ち回ったとしても、最終的な結果はつじつまが合うようにできている」ということを知らないのです。

コツコツ頑張っている人を見て、誰が放っておけるでしょう。

泣きながらでも歯を食いしばって挑んでいる人を、見過ごすことができますでしょうか?

そう、みんな見ていないようで見ています。

神さまもお天道様もご先祖さまも見ています。

誰よりも何よりも、自分自身がそんな誇らしい自分を一番見ています。

だから、そういう人に、不思議な力が宿るのです。

天に愛される人になっていきたいですね♪

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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

心より感謝します。

この話は、メルマガ「魂が震える話」で紹介されていました。

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